Unknown
先日、祖母の十三回忌の法要があった。
明るくて優しくて、大好きな”おばあちゃん”だった。
その後、親戚が集まっての食事会に。
祖母の得意料理だった、ご汁、芋きんとんと
熊本の特産、馬刺しが並んだ。
どれも、祖母の家に来るたびに食べていたもの。
だが、ご汁も芋きんとんも祖母の味には、まだかなわない。
ちなみに今回の芋きんとんに使われた芋の種類は、
安納芋だそうだ。
だが、この安納芋は、芋きんとんには向かないもよう。
水気がなく、練ってもポロポロと崩れてしまい、
また寒天の色付けも、黄色が強すぎてうまくいかなかったらしい。
もともとは、大津産の芋(おそらく金時)を使っていたが、
売り切れていたため代用したのが安納芋だったわけ。
料理によっては食材の種類にも相性があり、
それを知っておかなければうまくならないということか。
まだまだ未知の世界だ。